そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。
わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。
日の下で人が労するすべての労苦は、 その身になんの益があるか。
しかし、信心があって足ることを知るのは、大きな利得である。
モーセがそのすべての工事を見ると、彼らは主が命じられたとおりに、それをなしとげていたので、モーセは彼らを祝福した。
神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。
見よ、もろもろの民は火のために労し、 もろもろの国びとはむなしい事のために疲れる。 これは万軍の主から出る言葉ではないか。
主よ、人のいのちの、いかに短く、 すべての人の子を、いかにはかなく造られたかを、 みこころにとめてください。
わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。
働く者はその労することにより、なんの益を得るか。
金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。
人は全くその来たように、また去って行かなければならない。これもまた悲しむべき悪である。風のために労する者になんの益があるか。